御前崎市は日本でも有数のマリンスポーツの拠点であり、首都圏や中部地方から年間10万人もの利用者が訪れています。一方、海洋レジャーの増加に伴い水難事故が発生しており、安全確保が急務となっております。
御前崎渚の交番ではこの海の安全確保の為、御前崎シーバードプロジェクトを推進しています。
シーバードとは?
水上バイクのユーザーが中心となり、海・川・湖などを舞台に、環境活動、地域交流、マナー啓発、安全パトロール、レスキュー活動などに取り組みます。
※ 詳しくはNPO法人日本青バイ隊HPのシーバード・ジャパンのページを御覧下さい。
シーバードプロジェクト
シーバードの活動を全国へと広げ、水上バイクを軸として、地域と海のつながりや海の関係者同士のつながりを広げることで、縦割りの壁を超えて、多様な関係者が分野横断的に関わり、次世代に海を引き継ぐために、海の課題の解決を目指すプロジェクトです。
NPO法人日本青バイ隊、NPO法人ウォーターリスクマネジメント協会、NPO法人パーソナルウォータークラフト安全協会、公益財団法人日本財団の4団体が幹事団体となり、全国8地域(神奈川県藤沢、静岡県御前崎、同三保、大阪府淀川、島根県浜田、高知県芸西、佐賀県伊万里、同有明)(2012年6月現在)で地域のシーバードが発足し、プロジェクトを推進しています。
シーバード御前崎
御前崎渚の交番メンバーによるシーバード活動が「シーバード御前崎」です。
活動例
レスキュー活動
水難事故発生時には海上保安庁や地元警察・消防と協力し、水難者の救助を行います。
レスキュー隊員派遣
サーフィン大会等のマリンイベントへ、水上バイク&レスキュー隊員を派遣します。
訓練実施
レスキューの訓練を実施し、スキルを向上・維持します。
民官合同水難救助訓練の模様
PWCレスキューライセンス
※ PWC(Personal Water Craft、水上バイクの事)
シーバード御前崎では、NPO法人ウォーターリスクマネジメント協会(WRMA)が発行する、水上バイクによるレスキューのライセンスを取得しています。
ライセンスの種類と取得者数 (2014年10月現在)
ライセンスの種類 | 取得者数 |
---|---|
プロフェッショナル・レスキュー・オペレーター (PRO) | 1名 |
ドライバー・レベル2 (D-2) | 5名 |
ドライバー・レベル1 (D-1) | 6名 |
レスキュアー・レベル2 (R-2) | 5名 |
レスキュアー・レベル1 (R-1) | 7名 |
※ 各ライセンスの内容については、WRMAのHPのこちらのページの中部付近に説明があります。
WRMA主催のレスキュー講習会の模様